ディレクトリ・ファイル管理ツール:Git Part.1
Gitとは
ex1)あれ、さっき消したファイルどこやったっけー….
消しちゃったんだった!!orz
ex2)ん、どっちのファイルが最新なんだっけか?
こんな感じの状況ってわりと起きると思うんです。
実際に起きると、どっちもかなり厄介なことなので、
これらを回避するためにGitを使用します。
簡単にいうと、
タイムマーシンでいくらでも過去に戻れる
ですかね。
もっと応用を効かせると、
データAにデータBを反映させるってことなんかも
コマンドひとつでできちゃうんです。
Gitを使用するための準備
実際にGitを使い始めるまでの流れを紹介していこうと思います。
Gitのインストール
以下のURLから自分のPCにあったものをダウンロード
https://git-scm.com/downloads
ダウンロード完了したあとに、Gitが起動すると、
Git Bashというコンソール画面が見れるようになります。
(俗にいう、黒い画面です。)
黒い画面で以下のコマンドを打ってみてください。
git
これでgitのコマンドがずらっと説明されたものが見れれば、
無事インストールされています。
次に、実際に管理したいディレクトリに
コマンドで移動してみましょう。
エクスプローラー(MacはFinder)でもできますが、
コマンド入力に慣れる意味も込めてやってみてください!
ex)今workディレクトリにいて、developディレクトリに移動したい!
work
|-src
|-develop
cd src/develop
ついでに書いときますと、ディレクトリ内を見たいときは
ls
隠しファイル含め、ディレクトリ内を見たいときは
ls -la
でファイルを確認することができます。
はい、準備はこれだけ!
あとは実際にコマンドを打って、
ディレクトリを管理してく方法を以下でご紹介します。
Gitコマンド一覧
ここでは必要最低限のコマンドを紹介していこうと思います。
git管理の開始
管理したいディレクトリまで移動して、以下のコマンド打って見てください。
git init
origin->masterって出てませんか?
これでそのディレクトリを管理し始めることができます!
データの差分確認
実際にgit管理しているディレクトリにファイル作成したり、
ファイル修正してみたりしてください。
その後に以下のコマンドを入力。
git diff
これでどこ修正したのかがコンソールで確認できます。
データ保存するファイル確認
git diffで確認して、保存したい内容であったら以下のコマンド。
git status
これで、ディレクトリ内の修正したファイルだったり、
新規作成されたファイル一覧が確認できます。
データの保存
git statusで保存したい内容のパスをコピーして、
git add [コピーしたパス]
git statusで出たものすべてを保存したいものなら、
git add -A
まだ保存処理が完了したわけじゃありません!!
gitではいきなり保存処理を行うのではなく、
git addで実際に保存したいものだけを抜粋して保存する前準備の
イメージ。
実際に保存する処理は以下のコマンド。
git commit
このコマンドを入力すると画面が切り替わるので、i
を押してください。
i
押すことによって記述が可能になるので、
何をしたのかのメモとして入力(後々確認したときに何したかわかるように!)
入力が完了したら、Etc
-> :wq
とコマンド打つと保存できます!
ちなみにgit commitして、やべ保存したくないなと思ったら、
Etc
-> :q!
で保存せずにgit commitを入力する前の状況に戻れます。
保存したデータの確認
きちんとデータが保存できたことを確認するコマンドがこちら。
git log
これでgit commitのときに入力したメモが見れれば保存できています!
以上で、基本的なgitの使用方法になります。お疲れ様でした!
付録
詳しい説明は省きますが、よく使うgitコマンドを載せておきます。
git addしたもの戻したい!
git reset
git commitのメッセージ1行しか書かないんだよなー。
git commit -m “メッセージ”
直前のcommitしたメッセージ編集したい!
git commit –amend
このデータ残しつつ、データ更新したい…
git chekcout -b “ブランチ名”
git statusで出た修正箇所全部元に戻したい…。
git checkout .